Nikon D750を使用してのZEISS Milvus 2/50Mのレビューと作例。
Carl Zeiss Milvus 2/50Mを中古で購入してから数回利用したので簡単なレビューをしたいと思います。
スペックはZEISSのホームページをご覧ください。
https://www.zeiss.co.jp/camera-lenses/photography/products/milvus-lenses/milvus-250m.html
私が最初に気になったのは重量です。重さは660gありますが、D750が軽いせいもあり総重量は1500gです。
また、ハーフマクロですがマクロレンズというよりは近くのモノをストレスなく撮影できる標準レンズと思って購入しています。
デザインははっきり言って旧型の方が好みです。
よく言えばモダンなので一眼レフ機よりもミラーレス機とのデザイン相性が良いように思います。
ただし、使っていると先端に向けて微妙な曲線が手によくなじむのでよく考えられて作られているなあと感心します。
質感はよく、ゴムのフォーカスリングは最初はどうかなと思いましたが、感触は良いです。(滑りずらいラバー製だそうです)
金属の鏡胴は冬はひんやりと冷たいですが高級感があります。レンズフードも金属です。
ニコン用は絞りのリングもついていますが、幅が狭く操作しづらいので今のところ利用していません。ただ、動画撮影も考えてデクリック機構です。
ピントはD750でも問題なく合わせることができますが、ファインダーの見やすそうなD850や一桁機が欲しくなります。笑
そのうちフィルム機でも使用してみようと思います。
写真を見る目はありませんが、ぱっと見の感覚で色良し、ボケよし、空気(雰囲気)を切り取ることができる良いレンズだと思います。
以下、海岸に散歩に行った時の作例です。
ボディ:Nikon D750 ピクチャーコントロール:スタンダード 既定値よりコントラストのみ-0.5。WB:オート
RAW現像(露出、コントラストなど微調整)。
ニコンD750とZEISS Milvus 2/50MとAF-S NIKKOR 28mm f/1.8Gを使って白谷雲水峡をフォトトレッキング
NIKON D750と単焦点レンズ、ZEISS Milvus 2/50MとAF-S NIKKOR 28mm f/1.8Gを持って屋久島を代表する苔むした森・白谷雲水峡に行ってきました。
行きはAF-S NIKKOR 28mm f/1.8Gを使用しています。
以前はDfを使用していたのですが、暗いところでのWBの不安定さが嫌になりEXPEED 4を積んでいるD750に乗り換えました。
ようやくニコンのオートホワイトバランスに納得がいくようになりました。
デザインとシャッター音はDfの方が好みですが、グリップ感と画質はD750の方が良いです。
ちなみに娘を連れて歩いていたので、絞りは殆どF4固定でパッパッと撮影していきました。
ピクチャーコントロールはスタンダード。コントラストは-0.5。なるべく忠実色に近い色味に仕上げています。
こちらは一番有名な苔むす森。冬は閑散期なので人が少なく写真を撮るのには良いかもしれません。
どこを見ても苔むした緑の世界です。
緑と青の色が良くてペンタックスを愛用してますが、ニコンも好みの感じになってきました。
木漏れ日が大好きです。
今回はなるべくガイドブックに載っていないような写真を紹介しています。
大展望が広がっている太鼓岩に到着。遠くに見える屋久島最高峰宮之浦岳あたりには雪が残っています。
白い骨のようになった樹を白骨樹と呼んでいます。右隅には高さ40mともいわれる天忠石が小さく写っています。
こちらからMilvus 2/50Mの作例です。デビュー戦なのでわくわくします。
山がとても高いので南国屋久島でも雪が降ります。
コケの感じがよく撮れています。
こちらもコケですが、ミズゴケ。屋久島では600種類以上のコケを見ることができます。
マクロレンズなので思わず小さいものばかり撮ってしまいます。
目についたものを素直に切り取っていきます。
立体感もあり、良いレンズだと思います。そのうちレビュー記事を書きたいと思います。
コケが有名なところなのでどうしてもコケばかりになってしまいます。
雰囲気が出ているような気がします。ツバキの花。
屋久島の春を告げる花・オオゴカヨウオウレン。苔の上などに可憐に咲いています。
今回、ZEISS Milvus 2/50MとAF-S NIKKOR 28mm f/1.8Gのセットで歩いてみましたが満足です。
ZEISS Milvus 2/50M、マニュアルフォーカス好きな人にはおすすめできるレンズだと思います。
屋久島自然学校ではフォトトレッキングツアーも開催しておりますので興味のある方はご覧ください。
憧れのライカをゲット! 今さらですがライカ LEICA X Typ 113のレビュー。
カメラ好きなら一度は憧れてしまうライカ。
もちろん経済的にすんなり買えるわけもなく、だけどライカを体験したいということでLEICA X Typ 113(2014年発売)を購入しました。
(ヤフーオークションで思いのほか格安で購入!人気がないモデルなのでしょうか・・・)
さて、こちらのセンサーサイズは残念ながらフルサイズではなくAPS-Cです。
レンズ交換式ではないので良しとしています。
画質的には満足なのでセンサーサイズにはこだわっていませんが、ファインダーがないのが個人的には一番残念なところ。
それでもライカらしさを堪能できるモデルだと思っています。
電源スイッチは勢いよく押してしまうとすぐにC(連射撮影)モードになってしまいます。その為、つまむようにスイッチを動かしています。
シャッタースピードダイヤルと絞りのダイヤルは使いやすいです。
慣れないうちは絞りダイヤルは露出補正ダイヤル(フジフィルムのカメラも使用していますので)の位置がしっくりくるのですが、慣れてくれば大丈夫です。
赤いボタンは動画撮影ボタン。今の所、ほとんど使用してませんがあるだけでもうれしいです。
外観は余計なものがなく、すっきりとした印象。
すべすべかと思っていたのですが、意外とグリップしやすいです。
また、メニューの階層も必要なものに機能をしぼってくれているので使いやすいです。
日中明るいと背面液晶は見ずらいです。
その為、ニコンの28mm光学ファインダーを装着しています。(たまたまGR用にあったので)
スナップ撮影では構図はだいたいで感じるまま、光学ファインダーでテンポよく撮影しています。とても気持ちが良いフィーリングです。
AFとMFの切り替えがスムーズです。他社も真似してほしいぐらいです。
MFでもどんどん撮ろうと気にさせる使いやすさ。
ただ、MFに拡大機能があるのですが時間がたつ(3秒)と消えてしまいます。
自分でホールドや時間を設定できると良かったです。
ちなみに画質は想像していたよりも良かったです。
ボケも美しく、立体感のある描写。ライカですが最短撮影距離(20cm)が短いのでお花や料理なども撮影しやすいです。
フィルムモードの標準は少し地味な色味ですが、忠実色に近く、派手さがないのが気に入りました。
これからは好みの色味を見つけるためにフィルムモードを使い分けていきたいと思います。
PENTAX K-1とsmc PENTAX-FA 31mmF1.8AL Limitedであえて周辺減光を楽しむ
PENTAX K-1とsmc PENTAX-FA 31mmF1.8AL Limitedの組み合わせでお散歩カメラ。
下記のYouTubeを見て、あえて絞りは開放で周辺減光を活かした写真を楽しんできました。
今までは周辺減光は悪だと思っていたので目からウロコでした。
CP+2019 セミナーステージ:塙真一氏・佐々木啓太氏「こだわりのレンズを楽しもう!塙真一×佐々木啓太Limitedレンズ対談」 - YouTube
塙 真一 smc PENTAX-FA 31mmF1.8AL Limited インプレッション | PENTAX Limited Lens スペシャルサイト | RICOH IMAGING
雨上がりのしっとりとした感じを表現するには良さそうです。
一つ表現の幅が広がると良いのですが。
ちなみに周辺減光を楽しむにはレンズ補正の周辺光量補正をOFFにする必要があります。
PENTAX リミテッドレンズ 広角~標準単焦点レンズ FA31mmF1.8AL Limited ブラック Kマウント フルサイズ・APS-Cサイズ 20290
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FUJIFILM X-Pro2にハンドグリップMHG-XPRO2の装着写真
FUJIFILM X-Pro2に純正のハンドグリップMHG-XPRO2を購入しました。
小型軽量が特徴のミラーレスですので普段のスナップ写真はハンドグリップをつけずにノーマル状態で使用しています。
軽快で見た目もよく大満足。
FUJIFILM X-Pro2にXF18mmF2RとXF35mmF1.4Rの組み合わせがお気に入りです。
ただ、フジノンレンズ XF16-55mmF2.8 R LM WRを購入してしまい・・・
X-Pro2に装着してみると悪くはないのですがレンズの重さでフロントヘビー、グリップの弱さを感じずにはいられませんでした。
思わずフジノンレンズ XF16-55mmF2.8 R LM WRのためにFUJIFILM X-H1を購入しそうになりますが、迫りくる欲求を振り切り、ハンドグリップMHG-XPRO2に終着した次第です。
さすがの純正品でピッタリの装着感、小指も余すことなくグリップすることができます。
XF16-55mmF2.8 R LM WRとX-Pro2、ハンドグリップMHG-XPRO2を装着した状態で重さは1300gほどです。
人によっては大きさ、重さに不満が出てくるかもしれませんが、私的には許容範囲です。
X-Pro2のグリップ感に不満のある方はハンドグリップMHG-XPRO2おすすめです。
ペンタックスK-1とD FA MACRO100mmF2.8WRで雨上がりをスナップ写真
ペンタックスK-1とレンズD FA MACRO100mmF2.8WRの組み合わせで雨上がりのスナップ写真。
カスタムイメージはフラット。彩度は+1、コントラストは±0に設定しています。
忠実な色に近いらしいです。(どこかのサイトで見ました。)
ペンタックスは自然風景を撮る方にはおすすめいたします。
PENTAX 単焦点マクロレンズ 防滴構造 D FA MACRO 100mmF2.8 WR Kマウント フルサイズ・APS-Cサイズ 21910
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ペンタックスK-3Ⅱのバッテリーグリップ (D-BG5)を今さらながら購入しました。
ペンタックスK-3Ⅱのバッテリーグリップ (D-BG5)を今さらながら購入しました。
合体ロボ?のようで男心をくすぐります。
使い心地は非常に良いです。
バッテリーグリップの接点カバーを収納する場所もあります。無くすことがないので安心です。
AFボタン、グリーンボタン、上面には露出補正ボタン、ISO感度ボタンなどもあり、横位置で撮影するのと変わらない操作性の良さです。
グリップの形状も良く、手にフィットします。
メリットは
- グリップ力が増す(小指が余ることなくしっかりとカメラをにぎることができます。)
- 縦位置の写真が撮りやすくなる。また撮りたくなるので縦位置の写真が苦手な人は縦位置写真がうまくなるかもしれません。
- 撮影可能枚数をアップできる。(ただし、僕は普段はバッテリーを入れていないので関係ありません。むしろミラーレスに比べバッテリー一個でも十分持つので必要性を感じていません。)
デメリットは
- 重くなる。バッテリーグリップ (D-BG5)の重さは260g(バッテリーなし)340g(バッテリーあり)でした。意外と調べても載っていません。
- 値段が高い?僕は中古で購入したので8900円で購入。
バッテリーグリップには非常に満足しています。
むしろK-3Ⅱが古くなってきて、高感度には不満が出てきました。
ペンタックスリコーさん、早くK-3Ⅱの後継機を発売してください。
KP(画質・高感度には満足でした)に浮気をしましたが、グリップの悪さにK-3Ⅱに戻ってしまいました。
ちなみにLグリップも僕には合いませんでした。